偏頭痛にはマグロ納豆丼!ビタミンB2とマグネシウムを含む食べ物を摂ろう

偏頭痛とは

偏頭痛(片頭痛)とは血管が拡張することで起きる、脈を打つような頭痛のことで、原因はまだ完全に明らかになっていませんが、天候の変化や、血管を拡張させる効果のあるポリフェノール(ex. 赤ワイン, チョコレート etc)の多量摂取、女性の場合は月経を誘引として発生すると言われています。

実際に天候の移り変わりが激しい季節に悩まされる方も多いでしょう。偏頭痛は特に女性に多いと言われています。

また偏頭痛は緊張型頭痛との区別が大切です。緊張型頭痛は頭や首肩の筋肉が緊張してしまうことにより発生する頭痛で、頭が締め付けられるような痛みを感じます。

偏頭痛と緊張型頭痛では、原因が違うために対処法も違いますから、どちらの頭痛であるかを区別して対処することが重要です。良かれと思ってしたことが逆効果になってしまうこともあります。

今回は偏頭痛にフォーカスして、偏頭痛の予防・軽減が期待されている食材を使ったレシピ、マグロ納豆丼を紹介します。

なぜマグロ納豆丼?

偏頭痛の予防・軽減に関して期待されている栄養として、マグネシウムビタミンB2(リボフラビン)が挙げられます。

マグネシウムの偏頭痛に対する効果を調べた研究では「12週間のあいだ、600mgのマグネシウムを毎日とった偏頭痛持ちの人々は、42%が偏頭痛が少なくなり、かつ偏頭痛の痛みの程度が低くなった」と報告しています。


ビタミンB2の偏頭痛に関する研究でも「ビタミンB2 400mgを摂るグループと、プラセボ(偽薬)を摂るグループとで比較した試験では、ビタミンB2を摂っていたグループの偏頭痛が発生した日数が有意に減った」と報告されています。


これらの効果を信頼するためにはより多くの研究が必要ですが、マグネシウムとビタミンB2は食事やサプリメントで容易に摂取できるため、偏頭痛持ちの人々にとっては希望の持てる研究と言えるでしょう。

そしてマグネシウムは納豆に、ビタミンB2はお魚に多く含まれているため、マグロ納豆丼が偏頭痛におすすめと言える理由です。

また偏頭痛以外にも、納豆にはナットウキナーゼお魚にはフィッシュオイルという栄養が含まれており、それぞれ特有の健康効果が期待されています。これらについても詳しい解説記事を用意しているため、興味があればぜひご覧ください。



また、少し手間になりますが、玄米には白米より多くのマグネシウム・ビタミンB2が含まれているため、丼のご飯は玄米と白米を混ぜたものにするのがおすすめです。

ここからは具体的な作り方について見ていきましょう。

簡単なレシピ

偏頭痛の時には面倒な調理は避けたいでしょうから、なるべく簡単なレシピを記載します。

用意するもの

  • 納豆
  • マグロのお刺身
  • レトルトの玄米ご飯

玄米ごはんについては、白米混合のものの方が玄米に慣れていない方でも食べやすいのでおすすめです。

またレトルトのごはんが好きでない場合は、白米と玄米を2:1の割合で混ぜ合わせ炊飯器で炊くことで、玄米白米混合ご飯を作ることもできます。

作り方

  1. レトルトの玄米ご飯をレンジで温めます
  2. 納豆とマグロのお刺身を混ぜ合わせます
  3. ご飯の上に混ぜ合わせたマグロ納豆をかけて完成です

納豆とマグロの味付けは、納豆についているタレを使いますが、味が薄いと感じる方は麺つゆを追加すると良いでしょう。

またネギや卵黄、ごま油を追加しても美味しくいただけます。

食事以外での対策

食べ物を通して栄養を得ることは人間にとって普通のことで、できれば普通の食事だけで体調の管理ができるのがベストでしょう。

ただ、偏頭痛がひどいときには病院にかかったり、医薬品やサプリメントを使用して、なるべく無理をしないことも大切です。

低気圧によって発生する偏頭痛をターゲットにした市販医薬品としては、小林製薬のテイラックやロート製薬のキアガードなどがあります。

またサプリメントでの対策だと、上述したマグネシウムビタミンB2以外に、コエンザイムQ10や、ナツシロギクというハーブなども偏頭痛対策に用いられています。それぞれについて、alloehでは解説記事も用意しているので、ぜひ参考にしてください。





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