はじめに
エビオス錠とは接待や付き合いでお酒を飲んだり、脂っこいものを食べたりする機会が多い方や食後に胃のむかむかを感じる方におすすめです。
なぜなら、エビオス錠は胃もたれや消化不良を引き起こす弱った胃腸の回復を促すとされているからです。
そんなエビオス錠の成分の徹底解説をしていきます。
エビオス錠の概要
エビオス錠には胃の働きをサポートするとされているビール酵母が含まれているため、胃もたれや消化不良・食欲不振・胸焼けなどに効果があります。
ビール酵母にはアルコールが含まれていないため、5歳以上のお子さんからおじいちゃん・おばあちゃんまで摂取することができます。
そのため、一家にあるだけで大変重宝するでしょう。
年齢によって服用量が異なるため、容量を確認し1日3回水やぬるま湯で摂取してください。
エビオス錠の成分解説
①ビール酵母
エビオス錠の主成分です。
ビール酵母とはビールを製造する際に用いられる酵母のことです。
ビール酵母にはビタミンB群・葉酸などのビタミンや鉄・カルシウム・マグネシウムなどのミネラル、食物繊維などさまざまな栄養素が含まれています。
それらの栄養素が胃腸に作用し、弱った胃腸を元気にすると期待されています。
また論文ではビール酵母は胃腸だけでなくお肌のトラブルの改善効果もあるとされています。
具体的には水分量を増やしカサカサ・ザラザラ肌を防止したり、肌の弾力性を持たせたりする効果です。
ビールを濾過(ろか)した段階でビール酵母はほとんどなくなるため、ビールを飲めばビール酵母を摂取できるわけではないので注意してください。
「醸造用酵母」の効果についてより詳しく知りたい方は『醸造用酵母とは?エビデンスをもとに効果や副作用を解説』もチェックしてみてください。
②必須アミノ酸
エビオス錠には生活する上で欠かせない成分であるアミノ酸が配合されています。
体内の16〜20%がアミノ酸で構成されており、脳や内臓・筋肉・赤血球・皮膚など体のあらゆる組織・器官のサポートをします。
そのため美肌の維持やダイエット効果、免疫力の向上などさまざまな効果が期待されています。
必須アミノ酸とは体内で生成されないアミノ酸であり、食事やサプリメントなど体外から摂取することが不可欠です。
必須アミノ酸は全部で9種類(フェニルアラニン・ロイシン・バリン・イソロイシン・スレオニン・ヒスチジン・トリプトファン・リジン・メチオニン)あり、エビオス錠には全ての必須アミノ酸が含まれています。
必須アミノ酸が含まれている食材は米や大豆・魚・肉など多岐に渡ります。
米にはメチオニンが多く含まれ、大豆にはリジンの配合量が多いなど食材によって含まれている必須アミノ酸の量が異なります。
そのため必須アミノ酸を摂取する際は複数の食材とサプリメントをバランスよく摂取することをおすすめします。
「必須アミノ酸」の効果についてより詳しく知りたい方は『必須アミノ酸とは?エビデンスをもとにメリットや含まれる食品を紹介』もチェックしてみてください。
③食物繊維
ビール酵母には豊富な食物繊維も含まれています。
食物繊維は体内で消化されないためエネルギー源にはなりませんが、健康維持には欠かすことができないため第六の栄養素ともいわれています。
食物繊維はビフィズス菌など善玉菌のエサとなり善玉菌の増加をサポートし、腸内環境を整えます。
そのため、腸内環境が悪化して起こる便秘で悩んでいる方におすすめです。
また小腸での栄養素の吸収速度を緩やかにするとされているため、血中のコレステロール値の低下や動脈硬化・糖尿病などの生活習慣病の予防効果もあるとされています。
「食物繊維」の効果についてより詳しく知りたい方は『食物繊維とは?エビデンスをもとに効果や副作用を解説』もチェックしてみてください。
エビオス錠を摂取する際の注意点
1日の容量を超えて摂取するとお腹が緩くなったり、お腹の張りが出たりなど副作用が出る可能性があります。
またエビオス錠にはリボ核酸(RNA)やデオキシリボ核酸(DNA)というプリン体が含まれている成分も存在します。
1日3食10錠ずつ摂取(30錠)すると113.3mgのプリン体を摂取することになるため、痛風などでプリン体の摂取を控えているはかかりつけのお医者さんなどに相談してください。
最後に
エビオス錠について紹介しました。
薬局やCMなどで見たことはあるが成分が良く分からなかったり、ビールが苦手だからけぎらいしていたりしていた方もいたのではないでしょうか?
この記事が健康な体づくりの参考になれば幸いです!
お読みいただきありがとうございました!
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