顎ニキビは、大人ニキビとしての代表格。
大人ニキビは、皮脂の過剰分泌を主とする思春期ニキビと違って、ストレスや生活習慣などによってできます。
今回は、なぜストレスや生活習慣によってニキビができるのかと、その対策ができるサプリの栄養成分について解説してみました。
大人ニキビ対策サプリによく使われる栄養成分
ストレスに対抗してニキビをできずらくする「ビタミンC」
ストレスを受けると、ストレスホルモンと呼ばれるコルチゾールが分泌されます。
コルチゾールが枯渇すると、皮脂が過剰に分泌され、その結果ニキビができやすくなってしまいます。
コルチゾールの生成にはビタミンCが必要で、ビタミンCが不足すると、ストレスに対抗することができずに、結果的にニキビに繋がる可能性があります。
また、ビタミンCには、肌の色素沈着を解消する効果もあります。
医薬品だと、ハイチオールCなどを想像すれば、イメージがつきやすいのでは?
ビタミンCの美肌への効果については『ビタミンCは本当に美肌に効果があるのか?』で詳しく解説しています。
ストレス自体を緩和してニキビをできにくくする「GABA」
いくつかの研究により、GABAを飲むと先に書いたコルチゾールの分泌が少なくなると報告されています。
この結果から、GABAには、ストレス自体を軽減する効果があると想定され、ストレスによって発生するニキビの対策になります。
ギャバの効果については『γ-アミノ酪酸(GABA / ギャバ)とは?エビデンスをもとに効果や副作用を解説』で詳しく解説しているのでぜひチェックしてみてください。
炭水化物の吸収を抑えて炭水化物ニキビを対策する「白インゲン」
白インゲンは炭水化物の吸収を阻害する効果があります。
炭水化物を食べ過ぎると、皮脂が多く出てしまうため、その吸収を阻害することでニキビを予防します。
白インゲンに関しては『インゲン豆抽出物とは?エビデンスをもとに効果や副作用を解説』でも詳しく解説しています。
炭水化物ニキビを抑えながら脂質の吸収を抑えてダイエットもサポートする「難消化性デキストリン」
こちらも炭水化物が原因のニキビを防いでくれます。
また、脂質の吸収を抑制する働きもあります。
ニキビ対策のド定番「ビタミンB群」
身体の中で、食べたものをエネルギーに変換するとき、ビタミンB群が消費されます。
ビタミンB群が不足していると、代謝(=食べたものをエネルギーに変換するプロセス)が乱れて、皮脂の過剰分泌に繋がります。
チョコラBBなどの医薬品があることを考えると、イメージがつきやすいのでは?
余談ですが、ビタミンB群は疲労回復サプリでもよく使われます。
これも代謝をよくすることによって、エネルギーの生成を促すからです。
ビタミンBについて詳しく知りたい方は『ビタミンB群とは?エビデンスをもとに効果や副作用を解説』をチェックしてみてください。
最後に
生活習慣が乱れるとすぐにできる大人ニキビですが、サプリでケアして肌トラブルを防ぎましょう!
alloehでも、ビタミンを含むサプリとして「持続型ビタミンACE」などを取り扱っています。ただし、重度の症状など適切な治療が必要とされる場合はサプリメントに頼らず、医療機関で診断を受けるようにしましょう。
美肌サプリについてはこちらでも紹介しているので、気になる方はぜひ参考にしてみてください。
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