メタバリアプレミアムEXとは
メタバリアプレミアムEXは、メタバリアEXという人気ダイエットサプリの上位互換とも言えるサプリメントです。
販売元は富士フィルムで、カメラや医療機器で名前を見たことのある読者も多いのではないでしょうか?
この記事ではメタバリアプレミアムEXの効果・成分や副作用、また普通のメタバリアEXとの比較などを解説していきたいと思います。
効果・成分
メタバリアプレミアムEXは機能性表示食品として「脂の吸収を抑える」「糖の吸収を抑える」「腸内環境を整える」「BMIが高めの方のおなかの脂肪・体重・ウエスト周囲径を減らす」の4つが消費者庁に受理されています。
ダイエットに関する様々な効果が記載されていますが、似た製品としては大人のカロリミットが挙げられるでしょう。こちらも「食事の糖と脂肪の吸収を抑える」「脂肪の代謝を助け消費しやすくする」という機能を掲げています。
"プレミアム"がついていない普通のメタバリアEXは「糖の吸収を抑える」「腸内環境を整える」「BMIが高めの方のおなかの脂肪・体重を減らす」という効果が受理されており、プレミアムに比べて「脂の吸収を抑える」「ウエスト周囲径を減らす」という効果が抜け落ちています。
ここまでで見たように、メタバリアプレミアムEXは他サプリに比べてとても多くの機能を備えたハイレベルなダイエットサプリと言えるでしょう。
メタバリアプレミアムEXはなぜ上述した効果が期待できるのか、という点について、この製品に含まれている成分を詳しく解説していきます。
サラシノール
サラシノールはダイエットサプリによく配合されている成分で、主に糖の吸収を抑える役割が期待されています。
メタバリアプレミアムEXの下位互換であるメタバリアEXでも配合されている成分です。
サラシアにはダイエットに関する効果以外にも、糖尿病や関節痛などについても研究が進められている成分で、サラシアについて詳しく知りたい方は別の記事で詳しく解説しいてるため、興味があればぜひご覧ください。
難消化性デキストリン
こちらもよくダイエット系の健康食品に含まれている成分です。
有名どころとしては、コンビニでも手軽に買えるダイエットドリンクの特茶が挙げられるでしょう。
エピガロカテキンガレート
カテキンについてもよくダイエットサプリに配合されている成分です。
いくつかの研究結果がありますが、その中でもカフェインと一緒に摂取する場合は特に減量に対して有意な結果が出ています。カテキンとカフェインは緑茶に含まれているため、ダイエットユーザーは日頃の飲み物を緑茶に置き換えてみるのも良いかもしれません。
カテキンについても別記事で詳しく解説しています。
モノグルコシルルチン
この成分はあまり聞きなれない方も多いかと思いますが、ルチンなどに多く含まれており、内臓脂肪低減作用以外にも、目のピント調節機能の向上などにも用いられています。
フロロタンニン
フロロタンニンについても聞きなれない方が多いと思いますが、ポリフェノールの一種で、脂肪吸収抑制効果が期待されています。
この成分はメタバリアEXには含まれておらず、メタバリアプレミアムEXにのみ含まれていて、それ故に「脂の吸収を抑える」という効果がメタバリアプレミアムEXで表記されているのだと思います(メタバリアEXは糖の吸収を抑えるものの、脂肪の吸収を抑える効果はありません)。
想定される副作用
機能性表示食品では、副作用の発生状況に関して消費者庁に報告する義務があるのですが、その中では重篤な副作用は「なし」となっています。
ただし、サラシアという成分自体の研究では、その副作用としてお腹の中にガスがたまることで、不快感やおならなどが生じると報告されているため、この製品を使ったときにそういった事象が起こるのかどうかは不明ですが、使用時には注意してもよいかもしれません。
更に、サラシノールを含むサラシア抽出物、エピガロカテキンガレート(EGCG)を含む緑茶抽出物は医薬品との相互作用を報告されているため、医薬品を服用している方についてはかかりつけのお医者さまに相談してから使うなどの注意が必要です。
メタバリアEXとの比較
メタバリアプレミアムEXとメタバリアEX、どちらを使えばいいかという相談を受けることが多くあります。
上述してきたように、メタバリアプレミアムEXとメタバリアEXの最大の違いは「脂肪の吸収を抑える」という効果の有無です。
ですので、好きな食べ物が炭水化物中心であればより安価なメタバリアEX、炭水化物に加えて脂っこい食べ物も好きな方はメタバリアプレミアムEXをおすすめします。
Powered by Froala Editor