ナイシトールZの副作用や飲み方は?医療従事者が徹底解説!

ナイシトールZとは

🙆‍♂️ 効果

  • 肥満症の改善
  • 便秘の改善
  • むくみの改善

👌 おすすめする方

  • お腹の脂肪が気になる方
  • 便秘がちな方

ナイシトールZは生活習慣病を意識している方や脂っこいもの・甘いものが好きな方、飲み会の頻度が多い方におすすめです。

なぜならナイシトールZはおなかの脂肪の分解・燃焼をサポートし、肥満症や高血圧・肥満に伴うむくみ・便秘などに適応があり、その結果として生活習慣病の予防が期待されているからです。

ナイシトールZには便通改善や食事含まれる脂を体外に放出する効果あるとされている防風通聖散(ボウフウツウショウサン)が含まれています。ドラッグストアで買えるOTC医薬品の中では、防風通聖散の医薬品だけが唯一医薬品としてダイエットに関する効果が認められています。

ダイエット効果が見込める唯一の防風通聖散のOTC医薬品ですが、その中でもとりわけ有名なのがこのナイシトールZです。今回はこの製品の効果や成分、副作用や飲み方などについて解説していきます。

効果と成分の解説

ナイシトールZには防風通聖散エキスというものが含まれており、その成分の効果として肥満症・便秘・むくみなどの改善に繋がっています。

防風通聖散エキス

この製品の主成分です。防風通聖散(ボウフウツウショウサン)は漢方として古くから活用されてきた処方です。

効果・効能は体の熱を発散し病原体を体外に排出することです。また研究では防風通聖散エキスはさらに2つの効果があることが示唆されました。

1つ目は排便量を増やす効果です。漢方の世界では、便秘は「毒素」が体内に停滞していることが原因とされています。その毒素を体外に排出する効果が防風通聖散エキスにあるとされています。

2つ目が便中への脂質・コレステロールの割合を増やす効果です。防風通聖散エキスを摂取した後の便中には通常よりも脂質量やコレステロール量が増加していると公表されました。

防風通聖散は18種類の生薬から構成された漢方薬です。ここからはそれら生薬の中から代表的なものを見ていきましょう。

トウキ

トウキとはセリ科の植物の根を乾燥し、そこから抽出された成分です。

トウキの効果・効能は血流を改善し、冷え性や頭痛、肩こりなどを予防・緩和だとされています。

また血流を改善することで栄養素を体内に運搬するため滋養強壮効果も期待されています。

滑石(カッセキ)

滑石(カッセキ) 鉱物とは、主成分が含水ケイ酸アルミニウムの天然の粘土鉱物・軟滑石です。

カッセキは体内の水分代謝を調整し、利尿や消炎効果があるとされています。
そのため膀胱炎や膀胱結石などに効果的と示唆されています。

また体内の水分量を整えるため、日射病や熱射病などに掛かりにくくなるとされています。

キキョウ

キキョウはキキョウ科の多年草で、山野の日当たりのよい草地に自生しています。

生薬で使用するのは根っこの部分で乾燥させて用います。

キキョウにはサポニンという成分が含まれ、腸内の善玉菌の増殖や便通改善効果が期待されています。

石膏(セッコウ)

石膏(セッコウ) とは主成分が硫酸カルシウムの天然の石です。

セッコウは肺の熱や炎症を抑制や利尿作用があるとされています。

そのため 咽喉炎(いんとうえん)や口内炎、肌のほてりなどの熱や炎症で悩んでいる方におすすめです。

副作用と飲み合わせ


添付文書によると、ナイシトールZの副作用としては、軽度のものだと「皮膚の発疹やかゆみ」「吐き気や腹痛」「めまい」、稀に起こる重度な副作用として「間質性肺炎」や「偽アルドステロン症」などがあります。詳しくは添付文書をご覧ください。

もし副作用を感じた場合には、すぐに服用をやめて医療従事者に相談する必要があります。

またナイシトールZを使用する時の飲み合わせの注意点として、瀉下薬(しゃげやく)・下剤の併用を避けるようにしてください。なぜなら瀉下薬・下剤の効果を高めてしまい、腹痛の原因となる可能性があるからです。

また妊婦・授乳中の方や、体が虚弱な方、高齢者などはナイシトールZを利用する前に医療従事者に相談するように添付文書に記載があります。

ナイシトールZはこのように誰でも医療従事者への相談をせずとも買える第二類医薬品でありながら、様々な副作用や注意を要する飲み合わせなどが存在します。できればドラッグストアの薬剤師や登録販売者、医師などの医療従事者に相談してから使うことが望ましいでしょう。

alloehでのクチコミ

alloehでもナイシトールZのクチコミが寄せられているのですが、良いものとしては「お腹がへこんできた気がする」「お通じがよくなった」とこの製品の表示する効果通りの声が聞こえてくる一方で、「1ヶ月飲んでみても何も変わらなかった」「飲み始めにお腹が痛くなった」などの効果の無さ・副作用についてもコメントがありました。


飲み方は?

15歳以上の方に関しては、1日に3回、食前や食間のタイミングで1回5錠を服用すること、とされています。

食間という言葉に聞き馴染みのない方もいらっしゃるかもしれませんが、食間とは字面通り"食事と食事の間"を意味します。食後3時間後ほど、とも言い換えられるかもしれません。

価格は?どこで買える?

ナイシトールZは105錠/315錠/420錠の3種類が販売されており、一般的に錠剤数が少ないほど製品の値段は安くなりますが、錠剤数が多いものほど1錠あたりの価格が下がります。

したがって、初めて使ってみる方は錠数が少ないパッケージを、継続的に使っている方は錠数の多いものの方がお得なので多いものを選ぶのがおすすめでしょう。

ナイシトールZは人気のある商品であるため、多くの薬局・ドラッグストアで取り扱われており、店頭で見つけるのもそう難しくないでしょう。もちろんECで購入することもでき、ECで購入する場合はalloehで各ECでの価格比較も公開しているため、ぜひご活用ください。


よくある質問

ナイシトールZとナイシトールGの違いは?

ZとGでは、1日あたりの防風通聖散エキスの量が違います。ナイシトールZの方が含有量が多いため、協力とされていますが、ZはGよりも価格が高くなっています。

ナイシトールZとナイシトールZaの違いは?

ナイシトールZは商品改良が度々行われており、最初はナイシトールZという名前で販売していたものがバージョンアップされた時に前世代のナイシトールZと区別してナイシトールZaという名称になりました。ただし、パッケージを見てもaは小さく書かれているのみで、CMでもナイシトールZaを"ナイシトールZ"と呼称して宣伝しているため、私たち消費者はほとんど気づきません。また現在出回っているのはほとんどがナイシトールZaという新しいバージョンでしょうから、あまり気にしなくてもいいでしょう。

女性でも使えますか?

使えます。ただし、妊娠中や妊娠の可能性のある方については医療従事者に相談してから使うこととなっているため、そのような場合は注意してください。

ただし、ナイシトールZの錠剤が女性には飲み込みづらいという声も寄せられています。そういった場合は顆粒タイプを検討しても良いでしょう。alloehでは顆粒タイプの防風通聖散医薬品である「生漢煎 防風通聖散」についても解説記事も用意しています。興味があればぜひご覧ください。


最後に

ナイシトールZを紹介しました。お酒を飲む機会が多い方や脂っこいものが好きな方は生活習慣病になりやすいです。

そのような方はナイシトールZを摂取して、少しでも生活習慣病の予防・緩和をできるようにしましょう。

また、冒頭に書いたようにダイエット効果が医薬品は防風通聖散のみであり、ダイエット効果が期待できる製品を求めるならサプリメントが主流で充実しています。

有名なものだと「糖と脂肪の吸収を抑える」「脂肪の代謝を助け消費しやすくする」という2つの効果を持った「大人のカロリミット」や、「糖の吸収を抑える」「おなかの脂肪・体重を減らす」「腸内環境を整える」という3つの効果を持った「メタバリアEX」などがあります。

これらの製品については解説記事も用意しているため、よければぜひご覧ください。



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