グリーンコーヒーとは?エビデンスをもとに効果や副作用を解説

alloeh編集部

最終更新日:2020/05/07

グリーンコーヒー成分解説

グリーンコーヒーは、健康やウェルネスに関心がある方たちの間でますます一般的になっています。

そのため、グリーンコーヒーに含まれているは健康増進に効果がある植物性化合物について聞いたことがあるかもしれません。

この記事では、グリーンコーヒーのメリットと副作用を含め詳しく説明します。

グリーンコーヒーとは?

グリーンコーヒーは、焙煎されていない単なる通常のコーヒー豆です。

抽出物は栄養補助食品として人気がありますが、グリーンコーヒーは全粒豆の形で購入し、焙煎コーヒーのように温かいドリンクにして飲むことができます。

グリーンコーヒーは、はるかにマイルドな風味を持っているので、私たちが慣れ親しんでいる焙煎コーヒーのような味とはちょっと違います。どちらかと言うとコーヒーよりもハーブティーの味に近いでしょう。

さらに、その化学的特性は焙煎したコーヒーとはかなり異なりますが、起源は似ています。

多くの健康上の利点があり、強力な抗酸化作用と抗炎症作用を持つ化合物であるクロロゲン酸の豊富に含まれています。(参考

焙煎コーヒーにも少量のクロロゲン酸が含まれていますが、そのほとんどは焙煎プロセス中に失われます。(参考


Point:グリーンコーヒーとは、生の焙煎されていないコーヒー豆です。それらには、クロロゲン酸として知られる抗酸化物質のグループが高レベルで含まれており、多くの利点をもたらすと考えられています。


減量への効果はあるのか

2012年、グリーンコーヒー抽出物は、アメリカの有名医師でトークショーの主催者であるオズ博士によって奇跡の減量サプリメントとして宣伝されていました。

それ以来、多くの健康の専門家はこのオズ博士の見解に反論しています。

それにも関わらず、グリーンコーヒーの抽出物は、市場で最も人気のある減量サプリメントの1つです。

いくつかの小規模な研究では、マウスにグリーンコーヒーの抽出物を摂取させた場合、それが総体重と脂肪蓄積を大幅に減少させることがわかりました。ただし、ヒトでの研究ではまだ不明な点があります。(参考1参考2

グリーンコーヒーに関する人間の研究のまだまだ不明な点があります。一部の研究では、被験者の体重減少が見られましたが、この研究は規模が小さく期間が短いため、決定的な根拠とは言えません。(参考

このように、グリーンコーヒーが減量に効果的であることを示す決定的な研究結果は現在確認されていないため、ヒトを対象とした研究が今後実施される必要があります。


Point:グリーンコーヒーは減量の補助食品として販売されていますが、その有効性を裏付ける科学的証拠は不足しています。その為、ヒトを対象とした研究が今後実施される必要があります。


慢性疾患のリスクを軽減する

グリーンコーヒーには、体重減少以外の健康上の利点があるとされています。

グリーンコーヒーに含まれるクロロゲン酸は、糖尿病や心臓病などの慢性疾患のリスクを減らす効果があると言われています。(参考

8週間のとある研究では、糖尿病や心臓病のリスクを高める、高血圧や血糖などの危険因子であるメタボリックシンドロームを持つ50人が、1日2回、カフェイン抜きのグリーンコーヒー抽出物400 mgを摂取しました。(参考

抽出物を摂取した人は比較して、空腹時に血糖、血圧、およびウエスト周囲の著しい改善が見られました。

これらの結果は有力ですが、より大規模な研究が必要です。


Point:グリーンコーヒーは、心臓病や2型糖尿病のリスクを減らす可能性がありますが、さらなる研究が必要です。


考えられるリスクと副作用

グリーンコーヒーは安全ですが、いくつかの考慮すべき点があるようです。(参考

過剰なカフェインの影響

ローストコーヒーと同様に、グリーンコーヒー豆にもカフェインが含まれています。

適度なカフェイン摂取はほとんどの人にとって大きなリスクはありませんが、過剰に摂取する場合、不安症、睡眠障害、血圧上昇などの症状を引き起こす可能性があります。(参考

ブラックコーヒーまたはグリーンコーヒーのいずれかの1カップは、品種と醸造方法に応じて、約100 mgのカフェインが含まれています。(参考

焙煎中に少量のカフェインが失われる可能性があるため、グリーンコーヒーにはブラックコーヒーよりもわずかに多くのカフェインが含まれている可能性がありますが、その差は無視できる程度でしょう。(参考

一方、グリーンコーヒーサプリメントは通常、カプセルあたり20〜50 mgのカフェインが含まれていますが、一部ディカフェイン製品もあります。

もしグリーンコーヒーを飲んでいる場合は、これらの影響を避けるためにカフェイン摂取量を調整することをお勧めします。

骨への健康被害

2カ月間の動物実験では、1日の量のグリーンコーヒーの抽出物を与えられたマウスでは、骨組織のカルシウムが大幅に減少していることがわかりました。(参考

この実験結果は、グリーンコーヒーサプリメントの長期摂取が骨の健康を害する可能性があることを示唆しています。とはいえ、ヒトを対象とした研究が現段階ではさらに必要です。


Point:グリーンコーヒーのカフェインの過剰摂取は、上記のような症状を引き起こす可能性があります。さらに、動物を用いた研究では骨への健康被害の可能性も分かっていますが、現在ヒトを対象とした研究が必要です。


適正な摂取量について

明確な摂取量を示すには、グリーンコーヒーに関するデータがまだまだ不十分です。

とはいえ、とある研究では、1日2回、最大400 mgのグリーンコーヒー抽出物を使用しましたが、副作用などの報告はありませんでした。(参考

この抽出物の摂取を検討している場合は、医療提供者に相談して、安全な量を摂取していることを確認してください。


Point:グリーンコーヒーの明確な摂取量は確立されていませんが、一部の研究では、1日2回、最大400 mgのグリーンコーヒー抽出物に関して副作用は見受けられませんでした。


まとめ

グリーンコーヒーは、焙煎されていない生のコーヒー豆です。

グリーンコーヒーの抽出物は減量サプリメントとして普及し、その有効性に関する研究は限られていますが、健康的な血糖値と血圧レベルを促進する可能性があります。

グリーンコーヒー自体の摂取に関する副作用はほとんど報告されていませんが、そのカフェイン含有量は副作用を引き起こす可能性があります。

グリーンコーヒーを日常的に摂取することを検討されている場合は、医療機関に相談することをお勧めします。

グリーンコーヒーはホットドリンクとして飲むことができます。

グリーンコーヒーまたはサプリメントとして試される場合、お近くのドラッグストアやオンラインで入手することができます。

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