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イチョウ葉とは?エビデンスをもとに効果や副作用を解説

Written by alloeh編集部

最終更新日:

イチョウ葉とは

イチョウ葉はとても多くの健康効果を持っています。

国内では記憶力に関する機能性関与成分として消費者庁に受理されているため、脳の健康に関するイメージを持っている方は多いかと思います。

伝統的な中国医学ではおよそ1000年前から使用されてきました。西洋においてはまだ活用されて2〜3世紀ほどですが、ここ数十年においては人気が高まり続けています。

イチョウ葉の使用法

イチョウ葉は漢方薬として様々な病気の治療に使われています。
最も知られているのが記憶力、認知症やアルツハイマー病、疲れに対する治療でしょう。

その他、以下のような症状によく使用されます。

  • 不安感や落ち込み
  • 糖業失調症
  • 脳への血流不足
  • 血圧に関する問題
  • 高所恐怖症
  • 勃起障害 
  • 喘息 
  • 神経障害 
  • PMS 
  • ADHD 

ただ、多くの自然療法と同様に、イチョウ葉もそんなに多くの使用法がよく研究されているわけではありません。

イチョウ葉の効果

イチョウ葉の健康効果は、その高い抗酸化作用と抗炎症作用に由来すると考えられています。また血流を促したり、脳の神経物質がどのように働くかを決める役割もあります。

いくつかの研究はイチョウ葉の有効性を確証しています。しかしその一方でその効果を否定するものもあります。

2008年、記憶力に関するイチョウ葉の研究(通称: GEM)が発表されました。その研究では、イチョウ葉がアルツハイマー病を含むあらゆるタイプの認知症の発生を抑制するかどうか、その理由を見つけ出そうと試みました。


その研究では以下に対する影響にも触れています。

  • 血圧に関する問題
  • 心臓血管の障害や麻痺の発生
  • 全体の死亡率
  • 機能的な身体障害

GEMは、研究の機関としては最大のもので、75歳もしくはそれ以上の人たち3069人に対し、6〜7年間かけて行われました。

その結果として、研究者らは、イチョウ葉または偽薬を摂取した参加者たちに対し、認知症やアルツハイマー病を防ぐ影響はないと結論付けました。そして2012年のメタ分析では、イチョウ葉は健康な人たちにとっては、認知力に対して特にいい影響はないと発表しました。

その一方で、2014年の研究はイチョウ葉の摂取は、すでにアルツハイマー病を患っていて、この病の治療に使われる一般的な薬物である防止剤のコリンエステラーゼを摂取している人々には効果があるかもしれないと示唆しました。

GEMはまた、イチョウ葉は高血圧を抑制しないということを発見しました、イチョウ葉が発作や麻痺に対する危険性を減らすという証拠はなかったのです。しかしながら、血行不足によって怒る末梢動脈障害の危険性は減らせるかもしれません。

2013年の系統的調査によると、イチョウ葉は統合失調症の術後補助療法になるうると考えられるかもしれません。研究者はイチョウ葉が、抗精神病薬を摂取している慢性的な統合失調症の人たちの症状に対して、有益な効果を与える可能性があることを発見しました。

その研究に携わった研究者たちは、ADHDや自閉症、一般的な不安障害に対しても有効だと発見しました。しかし、さらなる研究が必要だと言われています。

また、立証研究での高齢者の評価によると、イチョウ葉は抗うつ剤の投与によって引き起こされた勃起障害を改善するかもしれません。研究者たちは、イチョウ葉はペニスへの血流を増やす働きをする一酸化窒素ガスの有効性を高めると考えています。 

2009年のある研究によると、イチョウ葉はPMSの解消にも役立つかもしれません。研究の間、参加者たちはイチョウ葉か痛みを軽減する偽薬を摂取しました。イチョウ葉を服用した人は、大いに痛みが取り除かれましたとしています。

イチョウ葉の安全性と副作用

イチョウ葉は一般的に、健康な人たちにとっては6ヶ月間まで適度な量摂取することは安全と考えられていますが、下記のような副作用が報告されることもあります。

  • 頭痛
  • 嘔吐
  • 下痢
  • 吐き気
  • 動悸
  • めまい 
  • 発疹 

しかし、イチョウ葉はいくつかの人々にはアレルギー反応を引き起こす可能性があります。もしあなたがウルシオール、ツタウルシに見られる松ヤニ、ウルシ、有毒オーク、マンゴーの皮にアレルギーを持っているなら、危険性は高まるかもしれません。

またイチョウ葉は出血量を増やす可能性があります。もしあなたが出血性疾患があったり、薬剤投与を受けていたり、出血のリスクを高めるかもしれない他の生薬を使っているなら、使用しないでください。出血の危険性を避けるため、外科手術を受ける前は少なくとも2週間はイチョウ葉の服用をやめましょう。

それらに限らず、何か薬を服用している場合は、服用予定の用量を医師に知らせてください。

他にもイチョウ葉は血糖値を下げる可能性があります。もし糖尿病や低血糖症を患っていたり、ほかに薬を服用していたり、低血糖と似た病気を持っている場合は注意して服用してください。

イチョウ葉の種や加工されていない葉は、毒があるため食べないでください。また、イチョウ葉が妊婦や授乳中の女性、子供に使われた研究はまだなく、こういった人々の使用にも注意が必要です。

まとめ

イチョウ葉に関する主なエビデンスは裏付けに乏しかったり、かなり古かったりします。

しかし、国内ではイチョウ葉は国内では記憶力の改善に対する効果が消費者庁に受理されていたり、他にも一部の研究はでイチョウ葉がアルツハイマー病の進行を遅らせたり、特定の精神障害を改善する助けとなったり、性機能を改善したり、抹消動脈への血流を促すかもしれないことを示しています。

イチョウ葉の効果を確かなものにするためには、さらなる研究を待つ必要があるでしょう。

イチョウ葉以外にも脳機能に対する効果がある成分はいくつかあります。それらの成分についても「脳機能を高める方法は?記憶・集中力を上げる可能性のある成分を解説」という記事で解説しているため、興味があればぜひご覧ください。

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