アルギニンとは?エビデンスをもとに効果や副作用を解説

alloeh編集部

最終更新日:2020/03/24

アルギニン成分解説

アルギニンとは

アルギニンやL-アルギニンは、たんぱく質から摂取可能な20種類あるアミノ酸のうちの1つです。 

非必須アミノ酸と考えられており、通常、普段の食事から十分量摂取出来ると考えられています。 バランスの良い食事を食べているのであれば、アルギニンサプリを摂る必要はないでしょう。 

ただし、場合によっては不足していたり、あるいは過剰に摂取してしまっているかもしれません。

アルギニンは何から摂取できるのか

アルギニンは、主に以下に示す食べ物に含まれています。

  • 赤肉
  • 乳製品
  • ナッツ類
  • 豆類
  • 葉菜類
  • 果物の一部


例えば、七面鳥、かぼちゃの種、ピーナッツや大豆には豊富に含まれています。バランスの取れた食事をしていれば、通常は問題なく必要量を摂取することが出来ます。

一方で、アルギニンをサプリメントで摂取するという手段もあります。

ただし、体にとってのメリットになる場合もデメリットになる場合もあるため、注意が必要です。

アルギニンの作用とは

私たちの体は一酸化窒素を合成するためにアルギニンを使います。一酸化窒素は血管の緊張を緩和し拡張する作用があります。これは血液の流れをスムーズにする上でとても重要です。

もし、健康上血管や心臓に問題がある場合、医師はアルギニンを多く含んだ食べ物やサプリメントを勧めるでしょう。具体的に言うと、動脈硬化、末梢血管疾患、勃起不全の治療のためにアルギニンサプリメントの摂取を勧められるケースがあります。

また、アルギニンサプリメントは心臓疾患の罹患のリスクを下げるとも言われています。

心血管系疾患

メイヨークリニックによると、アルギニンサプリメントは心血管系の異常がある、一定の人に効果があると言われています。

例えば、

  • 動脈硬化
  • 血栓症
  • 狭心症


の治療に使用されることがあります。

そのほかにも、アルギニンサプリメントは末梢血管疾患を持っている人に対しても効果があるようです。これは、動脈が狭くなり、四肢への血液循環量が減った時に効果を発揮します。

一方、心臓発作のあとにアルギニンサプリメント摂ること状態が悪化することがあるため注意が必要との見方もあります。このサプリメントの利害を明確にするためにはさらなる研究が必要です。

勃起障害

勃起障害(ED)のほとんどのケースが、心臓疾患と関係があると言われています。血管障害が陰茎への血液量を減らす原因となるのです。それによって、勃起状態を維持することが困難になります。

いくつかの研究ではアルギニンサプリメントが血流の状態を改善することが示唆されています。実際に効果が確認されていることから、医師によってはEDの治療のためにアルギニンサプリメントを処方します。

研究では、アルギニンサプリメントの使用が、硝酸値が低い男性のEDを軽症化することが分かっています。また、泌尿器学の研究で、L-シトルリンの経口サプリメントが軽症のEDに効果があることが分かっています。私たちの体は、L-シトルリンをL-アルギニンに変換するのです。

その他の用途

最近の研究で、アルギニンサプリメントは他にもメリットがあることが分かってきました。

例として、Asia Pacific Journal of Clinical Nutritionがアルギニンサプリメントが免疫システムに対し 良い効果があることを公表しました。

医師によっては以下に挙げた治療の一貫としてアルギニンを処方することもあります。

  • 感染症
  • 損傷後の回復
  • 術後の回復
  • 化学療法の補助


その他の研究で、運動前のアルギニンサプリメントの摂取が 男性レスラーの体力の消耗を減少させるという研究結果を公表しました。Endocrinologyが発表した研究では、アルギニンサプリメントがねずみの糖耐性を改善することを発見されています。

これは今後、糖尿病の治療にも効果がある可能性を示唆しており、さらなる研究が必要とされています。

最後に

アルギニンは私たちの体が一酸化窒素を合成するために使用されるアミノ酸です。

あなたが日頃バランスの良い食事をしていれば、おそらく問題なく必要な量のアルギニンを摂取出来ているでしょう。

アルギニン をサプリで試してみたい方は、「アルギニン1000+亜鉛」から使用してみると良いでしょう。ただし、重度の症状など適切な治療が必要とされる場合はサプリメントに頼らず、医療機関で診断を受けるようにしましょう。

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