グルコース(ブドウ糖)とは?エビデンスをもとに効果や副作用を解説

alloeh編集部

最終更新日:2020/02/08

ブドウ糖成分解説

グルコース(ブドウ糖)とは何か

グルコース(ブドウ糖)と言うより、血糖というの方がより馴染みがあるかもしれません。 グルコースは、我々の体の機能を最高の状態に保つために重要です。 

体のグルコースが理想的なレベルに保たれていると、しばしば我々は何も感じず気が付かないことが多いです。 しかし、このグルコースのレベルが望ましい範囲からいったん外れてしまうと、正常な身体機能への悪影響に気づくことがあるかもしれません。

 グルコースとは何なのでしょうか? それは、炭水化物うちの最も単純な構造物で、単糖類と呼ばれます。 これは、1つの糖分と言う意味であり、他にもいくつかの種類があります。 その他の単糖類としては、フルクトース、ガラクトース、リボースなどが挙げられます。 

脂質と一緒で、グルコースは身体におけるエネルギー源となる炭水化物の一種です。 グルコースはパン、フルーツ、野菜、乳製品などに含まれます。 我々は、生きていくためのエネルギーを作るために食事を摂取する必要があります。 

グルコースは重要な一方で、その他の多くの事と同じように適切な量を保つことが重要です。 不健康なレベルの体内のグルコースは、長期にわたる重篤な健康問題を引き起こしかねません。

どのように体はグルコースを代謝するのか?

理想的には、我々の体はグルコースを1日のうちに複数回代謝します。

食事をした時に、体はすぐにグルコースの代謝を始めます。 まず、膵臓の助けを得ながら消化酵素が分解を開始します。 インスリンを含むホルモンを産生する膵臓は、人間の体における糖の代謝に必要不可欠な役割を果たしています。 我々が食事を始めると、体が膵臓に上昇するグルコース(血糖)をコントロールするためにインスリンを放出する必要があることを伝えます。

しかしながら、ある人々においては食事開始後の膵臓の速やかな反応が期待できない場合があります。

糖尿病が起きる一つのメカニズムに、膵臓が本来の機能のように十分なインスリンを放出できないパターンがあります。 この場合、糖尿病患者さんは外部からの助け(インスリン注射など)が、体内でのグルコースを代謝して、レベルを制御するために必要となります。

その他の糖尿病の起きるメカニズムとしては、インスリンに対する抵抗性が挙げられます。例を挙げるとグルコースを放出する肝臓が、インスリンを正常に認識せず、不適切な量のグルコースを放出し続けてしまうパターンです。 肝臓はグルコース(血糖)のコントロールにおいて重要な臓器で、グルコースの備蓄や、低血糖などの必要時のグルコース放出を担っています。

また、体が十分なインスリンを産生できないと、体の脂肪から遊離脂肪酸が放出されてしまいます。 これによってケトアシドーシスと言う状態が引き起こされることがあります。 ケトンとは、肝臓が脂肪を分解した時にできる老廃物で、大量に体内にあると毒性を持つためです。( 参考

どのようにグルコースをテストするのか?

グルコースの値をテストするのは、特に糖尿病の患者さんにおいて重要です。 糖尿病患者さんは、自分たちの日課の一部として血糖測定に慣れている方が多いです。

最もよく使われる自宅での血糖測定の方法の一つは簡単な血液検査です。 ランセットと呼ばれる小さな針で指を刺し、1滴の血液をテスト紙に垂らします。 テスト紙を血糖測定器に差し込むと、20秒ほどで血糖の値がわかるようになっています。

正常なグルコース(血糖)の値とは?

血糖を正常域に保つことは、体が健康的に機能するためにとても重要です。

糖尿病患者さんは自身の血糖に特別に注意を払っています。 食事の前にの正常な血糖の範囲は90-130mg/dlで、食後1-2時間での血糖は180mg/dl以下が正常域です。( 参考

いくつかの理由で血糖が急上昇することがあります。 その例としては以下のものが挙げられます。

  • 過剰な食事摂取 
  • ストレス 
  • その他の病気 
  • 身体運動の不足 
  • 糖尿病の薬の内服忘れ


もしも血糖が高すぎたり低すぎたりしたらどうすればいいのか?

血糖が高すぎる場合には、インスリンが血糖を下げる役割を果たします。 特に糖尿病患者さんにとっては、高すぎる血糖に対してはインスリンの全身投与を行う必要があるかもしれません。 比較的軽症の場合には、運動などで血糖を下げることも可能です。

血糖は70mg/dl以下の時に、低過ぎると判断されます。 この状態は低血糖とも呼ばれ、放っておくと健康に重大な影響を及ぼす可能性があります。 低血糖は、糖尿病の患者さんが薬剤を誤って内服したりして起きることがあります。

また、食事を十分に摂取しなかったり、過剰な運動を行ったりした後に起きることもあります。 食事やジュースを摂取することで、血糖を上昇させることができます。 糖尿病の患者さんは、しばしば薬局などでも購入できる市販のブドウ糖錠剤を持っていて、低血糖時に使用することがあります。

低血糖は遷延すると、意識消失などの症状を起こすことがあります。 これらの症状が起きた場合には医療機関を受診することが重要です。

血糖がコントロールされていないとどうなるのか?

長期にわたって血糖が制御されていないことで健康への影響は複数あります。 その具体的な疾患を見てみましょう。

  • 神経障害
  • 心不全(参考
  • 失明
  • 皮膚感染症
  • 関節や四肢の障害、特に足の障害
  • 重症脱水症(参考
  • 意識障害(参考


より重篤な合併症としては糖尿病性ケトアシドーシスと高浸透圧性高血糖症 などが挙げられ、いずれも糖尿病に関連しています。 もしも糖尿病にかかっているかもしれないと不安がある場合は、医療機関に受診することが推奨されます。( 参考1参考2

最後に

他の病気などと同じように、血糖の問題も進行してしまう前に対処することが大切です。 健康なレベルに血糖を保つことは、体がベストな状態で機能するために重要です。 健康的に、よくバランスの取れた食事を摂取し、適度に運動も行うことが健康の維持に不可欠です。

特定の方にとってはこれだけでは不十分かもしれません。 糖尿病の患者さんにおいては、健康なレベルの血糖を保つことが難しい場合があります。 この場合には、お薬などの治療が助けになります。 糖尿病患者さんにおいては、血糖に関連した問題や合併症を引き起こす可能性があるので血糖をこまめにチェックすることが大切です。

グルコースの代謝コントロールを補助するサプリメントとしては、「NOW Foods グルコース代謝サポート」などがあります。ただし、重度の症状など適切な治療が必要とされる場合はサプリメントに頼らず、医療機関で診断を受けるようにしましょう。

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