セリンとは?エビデンスをもとに効果や副作用を解説

Written by alloeh編集部

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セリン

はじめに

セリンとは体内で合成されるアミノ酸の1つで、細胞膜を構成する重要なアミノ酸です。角質層では最も多いアミノ酸成分で、肌の水分量を保つ役割を持っています。また脳の健康状態を維持するための効果もあるとされています。セリンは下記の2種類があります。

L-セリン

睡眠障害やルー・ゲーリック病(筋萎縮性側索硬化症またはALS)などの症状を緩和する効果が期待されています。

D-セリン

統合失調症やパーキンソン病を防止したり、記憶力や思考力(認知機能)の向上させたりする効果が示唆されています。主に脳の効果を良くするとされています。

セリンが含まれている食材

セリンを含む食材は 

牛乳

大豆製品

・鰹節

・高野豆腐

・イクラ

・海苔(のり)

などです。

使い方と効果

セリンは主に下記の効果があるとされています。 

美肌/美白効果 

アルツハイマー病の予防

 ・不眠解消

美肌・美白効果

セリンは肌の角質に存在し、肌の水分量を調節する天然保湿成分であるNMFに多く含まれています。そのため、化粧品に配合されていることもあります。またウイルスや細菌から体を守り、肌へのダメージを抑える働きもあると示唆されています。そのため、肌の健康をキープしたい方に推奨します。

参考文献1 

参考文献2

アルツハイマー病の予防

セリンは脳のエネルギー源とであるブドウ糖を運ぶ際、ホスファチジルセリンを生成します。ホスファチジルセリンは認知症やアルツハイマー病の進行を抑える効果があり、脳の健康状態を維持するとされています。そのため、加齢による記憶力の低下などに不安を抱いている人におすすめです。

不眠解消

セリンは神経系に作用し、リラックス効果(鎮静作用)をもたらすとされています。そのため、ストレスなどで寝つきが悪い、夜・早朝に目が覚めるなど睡眠に関する悩みを持っている方におすすめです。

 参考文献3

体内時計の乱れや時差ぼけの改善

セリンは神経系やホルモンに働きかけ、光によるメラトニンの分泌開始時刻を大きく前進すると示唆されています。そのため、シフトワーカーの方や海外をまたいで生活している方におすすめです。

 参考文献4

セリンの副作用と安全性

ほとんどの人にとって、経口投与で1日約3.5~8g のL-セリンの摂取は安全とされています。またL−セリンを1日25gまで1年間、またはD−セリンを1日2−4gまで4週間使用しても重大な副作用はみられませんでした。吐き気・嘔吐・胃の不調などの副作用が報告されている人もいますが稀です。

しかし1日25 g以上のL-セリンや1日8 g以上のD-セリンなど、大量に摂取すると安全の確証はありません。一部の患者では、胃の問題・眼の問題・けいれん発作の悪化が報告されています。 

セリンの摂取を特に注意すべき方

妊娠と授乳

LまたはD-セリンが妊娠中または授乳中に薬として使用しても安全かどうかは十分かっていません。食品に含まれる量を超えて使用しないでください。 

腎疾患

高濃度のD-セリンは腎疾患を悪化させる可能性があります。セリンの摂取を控えてください。

まとめ

今回はセリンについて紹介しました。美肌・美白維持効果やアルツハイマー病の予防、睡眠障害の解消などさまざまな効果が期待されています。もし、これらの症状で悩んでいる方はセリンの摂取を検討してみてはいかがでしょうか?

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