持久力の向上とは?エビデンスをもとに効果や副作用を解説

Written by alloeh編集部

作成日:2020/04/27、更新日:2020/10/20

持久力の向上効果・悩み解説

はじめに―パフォーマンス向上剤の安全性と致命性

人は、高強度の運動する時、能力を上げるためにパフォーマンス向上剤を使用します。

パフォーマンス向上剤やドーピング剤を摂取すると、運動や競争をしている時、精神的にも肉体的にも機敏さが増します。

カフェインやスポーツドリンクから違法な物質までいろいろなものがあります。

また、安全なものも有害なものも様々な種類があります。

安全なドーピングサプリメント

1994年の栄養補助食品健康教育法には、経口摂取のビタミンやミネラル、ハーブなどの植物成分で、規制薬物が含まれていないものは、“サプリメント”と表示して良い、と規定されています。

これらの多くのサプリメントが運動能力を向上させると記載されています。

しかし、化学的根拠に欠けていたり、矛盾している場合もあります。

米国食品医薬品局に安全が確認されているドーピング剤もあります。

以下のような天然に含まれている成分がその例です:

B-ヒドロキシ-B-メチル酪酸(HMB)

B-ヒドロキシ-B-メチル酪酸(HMB)は、体内に自然にあるアミノ酸です。

筋肉を強化し、運動中の筋肉分解を遅らせます。

ですが、3-ヒドロキシイソ吉草酸(HMB)が運動能力を高めるという研究結果はありません。

標準の3グラム程度摂取する分には、安全なサプリであるとされています。

しかし、大量摂取すると、腎臓に悪影響を及ぼす可能性があります。

共役リノール酸(CLA)

共役リノール酸(CLA)は、アスリートが筋肉へのダメージを減らし、運動後に脂肪のない身体を作るために摂取します。

このサプリは、特にボディビルダーの間で人気で、筋肉の回復を早めるのに使われています。

Nutrientsジャーナルに掲載された6週間の研に、筋トレをしている人がCLAサプリメントを摂取すると体脂肪の減少がみられた、という結果が発表されている。(参考

しかし、CLAは、胃の調子が悪くなったり、吐き気や疲労といった副作用を起こす可能性があります。

また、身体がインシュリンを使ってエネルギーに変える量にも影響します。

CLAは、抗精神病薬などの薬と一緒に摂取すると害になる恐れがあります。

カルニチン


カルニチンは、長鎖脂肪酸をミトコンドリアに運びます。

これによって、長鎖脂肪酸はエネルギーとして燃焼するため、運動能力を向上させることができます。

肝臓や腎臓は、リジンやメチオニン、カルニチンに分解されるアミノ酸を自然に生成します。

しかし、カルニチンが運動能力を向上させるということは、まだ化学的に実証されていません。

それでも、多くのアスリートたちは、カルニチンを摂取し続けています。

一日3グラム以上摂ると、悪心や吐き気、胃腸のけいれん、下痢などの副作用が出る可能性があります。

カルニチンは、ピバンピシリン抗生物質などと同時に服用すると害を及ぼすことがあります。

クロミウム

クロミウムは、体内の微量元素ですが、身体が通常通り機能するのに必要不可欠なものです。

このミネラルは、脂肪のない筋肉を作り、脂肪を燃焼し、エネルギーを高めます。

しかし、クロミウムが運動能力を向上させるということは、まだ化学的に実証されていません。

クロミウム・ピコリネートなどのミネラルは、ドラッグストアでもよく見かけます。

ですが、クロミウムは、DNAや身体によい脂肪を破壊するのに関連するため、摂りすぎると害になる恐れがあります。

クレアチン


筋肉は、エネルギーを出すのにクレアチンを使います。クレアチンは、脂肪の少ない筋肉づくりを促進し、筋肉のエネルギーを増加させます。

クレアチンは天然成分ですが、人工で作ることができ、サプリメントとして販売されています。

クレアチンは、筋肉量を増やしたい人が摂取しています。

メイヨー・クリニックは、クレアチンが運動能力をさせるという化学的根拠はない、としてます。

また、クレアチンにも副作用があります。

体重増加や、筋肉のけいれん、胃腸の痙攣などが挙げられます。

また、カルニチンは肝臓や腎臓を通過します。

ですから、過剰に摂取すると、こういった重要な臓器にストレスをかけ、ダメージを与える恐れもあります。

サプリメントの効果には個人差があります。

ですが、謳われているサプリメントの効果についての化学的根拠は、まだ限られています。

サプリメントを摂る際は、その安全性や効果について、医師やアスレチック・トレーナーに相談してからにしましょう。

有害もしくは違法なドーピング剤

全米大学体育協会やオリンピック委員会が、禁止している成分もあります。 それらは、不当に優位性を発揮させたり、身体にに害があるものです。 以下のようなものが、それにあたります:

アナボリックステロイドなどのステロイド

アナボリックステロイドなどのステロイドをスポーツイベントなどに使用するのは違法です。

副作用が大変多く、死に至る場合もあります。

アンドロステンジオンや、スタノゾロール、アキシロン、フォルテスタ、といったものがあります。

デヒドロエピアンドロステロン(DHEA)

デヒドロエピアンドロステロン(DHEA)は、体内に最も豊富にあるステロイドと考えられています。 合成品を使って、ステロイドを増やすと、危険な場合もあります。

利尿薬

利尿薬は、頻尿を誘発する薬です。

アスリートは、パフォーマンス向上剤を薄めるために利尿剤を使います。

利尿剤は、けいれんや、めまい、血圧低下、電解質不均衡といった様々な有害な副作用を起こす可能性があります。

血液ドーピング

血液ドーピングは、赤血球を強化し、筋肉や肺によりたくさん酸素を送るのを助けます。

輸血するか、エリスロポエチンなどの薬を摂取するかのいずれかの方法で行います。

エリスロポエチンは、赤血球をたくさん作れない患者に医者が処方する薬です。

アスリートたちは、体内にもっと赤血球を作るためにこの薬を使います。

赤血球が酸素を送るため、赤血球が増えると酸素を使える能力が向上するのです。

持久力の必要な運動選手は、酸素が増えるとパフォーマンスを長く維持できるため、特にエリスロポエチンを使いたがるでしょう。

しかし、治療上必要でない時にエリスロポエチンを使用すると、血栓を生じたり、場合によっては死に至ることがあります。

血液ドーピングで、ランス・アームストロングは、ツール・ド・フランスのタイトルを剥奪されました。

エフェドリン

エフェドリンは、中枢神経興奮薬です。

アドレナリンと同じような効果がありますが、これも危険な薬です。

エフェドリンは、脳卒中など深刻な心臓血管の問題を引き起こす恐れがあります。

各種競技組織も米国食品医薬品局もこれを禁止しています。

ヒト成長ホルモン(HGH)

ヒト成長ホルモン(HGH)は、成長障害の子供の発達に使われます。

細胞の複製や再生を促します。

何とか優位に立ちたいアスリートは、この薬を乱用します。

ですが、全てのプロスポーツで禁止されています。

臓器拡大や慢性病などの合併症が起こる可能性があります。

重要なこと

評判が悪い薬やサプリメント、違法行為などにより、アスリートは不当なメリットを得ることができます。

そういった薬は、タイトルを剥奪されるよりもさらにひどいダメージをもたらすこともあります。

アナボリックステロイドなどのステロイドは、ヒトのホルモンに影響し、長期的に健康を害するか、死に至る場合もあります。

結論としては、パフォーマンス向上剤を摂るよりも、トレーニングや、専心すること、水分を十分にとることや適切な食事を摂ることがの方が、パフォーマンスの向上には良いということです。

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