ホホバとは?エビデンスをもとに効果や副作用を解説

Written by alloeh編集部

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ホホバ

別名:バクサス、チネンシス、ピグナット、シモンジアなど

概要

ホホバは、メキシコ北部やアメリカ南西部原産の低木です。

ホホバオイルやワックスは、種から作られ、薬として使用されます。

ホホバは、ニキビや乾癬、日焼け、あかぎれなどの治療のため、皮膚に直接塗布します。

脱毛に悩む人が育毛のために局所的に用いることもあります。

製造業では、ホホバはシャンプーや口紅、メイク用品、クレンジング製品、顔や手、ボディ用のローションを作るための成分として用いられています。

その作用は?

ホホバを皮膚に塗ると保湿作用があり、皮膚の状態を整え、毛包のつまりをとります。 毛包のつまりをとると、新たに髪が生えてくる可能性が高いと唱える人もおり、脱毛症の人はホホバに関心を示しています。

用途

用途及び有効性

以下のような症状で効果が期待されるものの、まだ実証はされていません。

  • アルツハイマー病 アルツハイマー患者の手をホホバオイルでマッサージすると、感情の高まりや攻撃性など精神的機能の高まりを抑制する効果があるようです。 
  • ニキビ ホホバオイルを含むクレイマスクを週に2~3回、6週間にわたって行ったところ、ニキビの数が減った人もいます。 
  • 虫よけ 
  • 乾癬 
  • 日焼け 
  • あかぎれ 
  • 脱毛 
  • その他の症状 


これらの症状に有効であるかどうかを判断するには、さらなる証拠が必要です。

副作用

副作用と安全性

ホホバは、ほとんどの人が皮膚に塗布しても安全であろうと考えられます。

しかし、発疹やアレルギー反応などの副作用がみられる人もあります。

一方で、経口摂取した場合は、ほとんどの場合が安全ではないと考えられています。

というのも、ホホバは、心臓病などの重篤な副作用を起こす可能性のあるエルカ酸と呼ばれる化学物質を含んでいるからです。

特別な使用上の注意と警告

妊娠中及び授乳中の方:妊娠中や授乳中の女性がホホバを皮膚に塗っても安全であると考えられます。 しかし、経口摂取については、安全ではないとされていますので、ご注意ください。

相互作用

現在のところホホバの相互作用に関する情報はありません。

使用量

ホホバの適切な使用量は、使用者の年齢や健康状態などによって異なります。

現時点では、ホホバの適切な使用量を決める十分な化学的根拠はありません。

天然成分は、必ずしも安全とは限りませんし、使用量は重要であるということを念頭に置いてください。

必ず製品ラベルの指示に従い、使用前には医師や専門家にご相談ください。

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