ポポーとは？エビデンスをもとに効果や副作用を解説

アメリカンポーポー

別名：ポーポー、アシミナ、アシミナトリロバ、ポポーの木、ポポ、アケビガキなど

概要

アメリカンポーポーは、植物です。皮は薬を作るのに使用されます。

そして、果実は食べることができます。

ホメオパシー治療で、アメリカンポーポーは、熱や吐き気、痛み、また口や喉の炎症を抑えるのに用いられます。

ホメオパシー治療とは、薬を高度希釈して用いる代替治療のことです。

アメリカンポーポーは、癌治療のため経口摂取されることもあります。

また、毛じらみの治療のため、頭皮に塗って使用することもあります。

その作用は？

アメリカンポーポーには、一定の種類の癌に効くとされる化学成分が含まれています。

用途

用途及び有効性

以下のような症状で効果が期待されるものの、まだ実証はされていません。

• 毛じらみ：アメリカンポーポー、チモール、ティーツリー油を含むシャンプーを成人及び子供の頭皮に塗布すると毛じらみを除去できる、ということが初期段階の研究結果で示されています。 
• 癌  
• 熱 
• 口や喉の腫れ（炎症） 
• 吐き気  
• その他の症状 

これらの症状に有効であるかどうかを判断するには、さらなる証拠が必要です。

副作用

副作用と安全性

アメリカンポーポーは、短期間であれば、老若男女を問わず、皮膚に塗布してもおそらく安全であろうと考えられています。

アメリカンポーポーエキス、チモール、ティーツリー油を含むシャンプーを16日間にわたり３度塗布した際の安全性は確認されました。

しかし、アメリカンポーポーエキスを皮膚に塗布することで、赤くかゆみのある湿疹を発症する人もあります。

また、アメリカンポーポーの果実やそのエキスを経口摂取した場合の安全性に関する情報は十分にはありません。

アメリカンポーポーの実を食べることで、じんましん、吐き気、頭痛、失神といった副作用をおこす人もいます。

アメリカンポーポーのエキスを経口摂取した場合、吐き気をもよおす人もいます。

つまり、アメリカンポーポーは、悪心や湿疹、かゆみといった副作用を起こす可能性があります。

特別な使用上の注意と警告

妊娠中及び授乳中の方：妊娠中や授乳中の女性がアメリカンポーポーを安全に使用できるという、信頼できる情報はまだ十分ではありません。 安全のため、使用しないでください。

相互作用

現在のところアメリカンポーポーの相互作用に関する情報はありません。

使用量

アメリカンポーポーの適切な摂取量は、使用者の年齢や健康状態などによって異なります。

現時点では、アメリカンポーポーの適切な摂取量を決める十分な化学的根拠はありません。

また、天然成分は、必ずしも安全とは限りませんし、摂取量は重要であるということを念頭に置いてください。

必ず製品ラベルの指示に従い、使用前には医師や専門家にご相談ください。

Powered by Froala Editor