ヒメフウロとは？エビデンスをもとに効果や副作用を解説

Written by alloeh編集部

最終更新日：2020/06/15

ヒメフウロとは

ヒメフウロは植物です。

嫌な臭いがするので、「スティンキーボブ」と呼ばれることもあります。
葉や茎、花は薬に使われています。

ヒメフウロは主に下痢に使われ、肝臓や胆嚢の機能を改善したり、腎臓や膀胱、胆嚢の腫れ（炎症）を抑えたり、腎臓や膀胱、胆嚢に結石ができないようにするために使われます。
また、インフルエンザ、頭痛、糖尿病、副鼻腔障害、関節炎、坐骨神経痛、高コレステロール、高血圧、がんなどにも使用されています。

ヒメフウロを洗口剤やうがい薬として使う人もいます。
新鮮な葉を噛むと、口の痛みや喉の痛みを和らげることができます。

また、蚊に刺されたり、寄生虫、ヘルペス、関節炎、坐骨神経痛などにも使われています。

作用機序は?

ヒメフウロのエキスは、細菌やウイルスの増殖を遅らせることがあります。

別名

ノートルダムドエギュイユ、ベクドシゴーニュ、ベクドグルー、セルフィーユ・プアン、セルフィーユ・ソーバージュ、ダヴスフィート、ドラゴンズブラッド、エピングル・ドゥ・ラ・ヴィエルジュ、フォーシェット・デュ・ディアブル、ジェラニウム・ド・ロベール、ジェラニウム・ヘルベ・ア・ロベールゼラニウム・ロベルティアナム、ヘルベ・ア・ラ・エスカンシー、ヘルベ・ア・ロベール、ヘルベ・ルージュ、ヒエバ・ドゥ・サン・ロベルト、マウンテンゼラニウム、パットダロット、レッドロビン、スティンキーボブ、コウノトリ、ワイルド・クレインズビル。

ヒメフウロの用途と効果

下記の症状に対する使用には十分な根拠がありません。

耳の感染症（中耳炎）。ヒメフウロや他のハーブ成分を耳に垂らすと、耳の感染症からの回復に役立つかもしれません。この効果がヒメフウロによるものなのか、他の成分によるものなのかは定かではありません。
下痢の治療。
肝臓や胆嚢の機能を改善する。
腎臓、膀胱、胆嚢の腫れ。
腎臓、膀胱、胆嚢の結石。
口内や喉の痛みの治療。
その他の疾患。

これらの用途に対するヒメフウロの効果を評価するには、より多くの証拠が必要です。