ラブダナムとは?エビデンスをもとに効果や副作用を解説

Written by alloeh編集部

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はじめに

ラブダナムは、植物の葉と茎から作られる粘着性のある樹脂の1種です。 この植物の樹脂、葉、茎、花から作られる、様々な抽出液も同様の名前で呼ばれます。

ラブダナムは、気管支炎、その他の肺感染症、下痢、水分貯留(浮腫)、ヘルニア、腫瘍、ライ病、月経関連の症状などに対して使用されてきました。 その他にも胸部の痰詰まり、ウイルス感染の予防、便秘の改善などに使用される他、免疫システムへの強壮剤または刺激薬としても使用されます。

一部の人は、ラブダナムを直接皮膚につけて、切り傷、創傷、皮膚の加齢性変化、皮膚の刺激症状などに対して使用します。

アロマセラピーでは、ラブダナムはストレス解消や、痰詰まりなどの症状改善のために使用されます。

食べ物や飲み物では、ラブダナムは様々な形態で(ラブダナム・アブソルート、ラブダナム・オレオレジン、ラブダナム・オイルなど)、主に風味づけのために使用されます。

美容の目的では、ラブダナム・アブソルートやラブダナム・オイルなどが香料として使用されます。

ラブダナムの使用方法と効果

データが不十分な効能

  • 上気道の感染症:初期の研究では、ラブダナムを含む特定のトローチが、感冒やその他の呼吸器感染の症状を軽減する可能性があると考えられていました。 
  • 胸部の痰詰まり 
  • 下痢 
  • 腸からの排泄 
  • 皮膚に使用して切り傷、創部、皮膚の刺激などの改善に 
  • ヘルニア 
  • ライ病 
  • 月経関連の問題 
  • 免疫システムの刺激 
  • 水分の貯留(浮腫) 
  • その他の症状 


ラブダナムの効能を評価するためには、今後のさらなるデータが必要です。

ラブダナムの副作用と安全性

ラブダナムは、食事などと一緒に経口で摂取される量であれば、おそらく安全であると考えられています。

ラブダナムは、皮膚へ塗布される場合もおそらく安全に使用できると考えられていますが、一部の人ではアレルギー反応を起こすかもしれません。 ラブダナムを薬剤として多い量で使用する場合、安全性や効果については、はっきりわかっていません。

特に注意が必要な人と、使用上の注意点

妊婦と授乳婦における使用: 妊娠中の女性や授乳中の女性に対する安全性などは、まだはっきりとわかっていません。 安全面からは、妊娠中や授乳中は摂取を避けた方が望ましいでしょう。

ラブダナムの相互作用

現時点では、報告されているラブダナムと薬剤との相互作用はありません。

ラブダナムの摂取用量

ラブダナムの適切な用量は、年齢、健康状態、その他のいくつかの条件などで異なります。 現時点では、ラブダナムの適切な摂取量を決められるだけの十分な科学的データがまだありません。 天然の製品は必ずしも安全ではなく、用量などが大切になることは覚えておきましょう。 また、使用時には製品の添付文書にある用法用量を守る他、使用開始時には医療機関で医師や薬剤師に相談をすることも大切です。

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