別名:スピノサスモモ、サンザシ、ブラックソーンベリー、ブラックソーンフラワー、ブラックソーンフルーツブラックソーンノアール、プリュネリエ、プリナス・スピノーザ、スロー、スローベリー、スローフラワー、ワイルドプラムフラワー
概要
ブラックソーンは植物の1種です。 その果実(ベリー)や、乾燥された花は薬として使用されます。
安全性に懸念はあるものの、ブラックソーンの花は感冒、呼吸器症状、咳、体液貯留、全身倦怠感、胃部不快感、腎臓や膀胱の問題、便秘、胃痙攣の治療と予防など、各種の用途に対して使用されることがあります。(参考1, 参考2, 参考3, 参考4, 参考5, 参考6,参考7) しばしば、発汗を促すために利用されることもあります。(参考) また、ブラックソーンの花は、特定の「血液浄化作用がある」とされているお茶の原料にもなります。(参考)
ブラックソーンベリーは、口や喉の痛みに対し、うがいなどの口すすぎのために使用されることがあります。(参考, 参考2, 参考3) ブラックソーンベリーから作られたシロップやワインは、排便の促進や、尿量を増やして体液量を減らす利尿剤として使用されることもあります。 また、ブラックソーンベリーで作られたマーマレードは、胃部の不快感に改善効果があると考えられています。(参考)
その他には、皮疹の治療や皮膚浄化、血液浄化などの目的で、ブラックソーンフラワーを直接皮膚に塗布する人もいます。(参考, 参考2, 参考3)
食材としては、ブラックソーンフラワーは、薬草茶などにおいて色付けの目的で使われることがあります。(参考)
どの様にして働くのか?
ブラックソーンベリーは、タンニンと呼ばれる、炎症などによる浮腫を改善する効果があると考えられている化学物質を含んでいます。
期待されているが、裏付けるデータが不十分な効能
- 排便促進
- 体液貯留改善
- 口や喉の痛み
- 感冒
- 咳嗽
- 呼吸器の問題
- 全身倦怠感
- 胃部不快感
- 便秘症
- 腎臓や膀胱の問題
- 胃痙攣
- 発汗の亢進
- 血液浄化
- 皮疹(皮膚に直接塗布する場合)
- その他の病気
ブラックソーンのこれらの効能は現時点では確定的ではなく、今後のさらなる研究の結果が待たれます。
副作用と安全性
ブラックソーンは、毒性のある化学物質を含んでいるので、経口摂取は安全では無いと考えられています。
特別な注意が必要な人
妊婦や授乳婦
毒性のある化学物質が含まれているので、ブラックソーンの経口摂取は安全では無いと考えられています。(参考, 参考2)特に、妊娠中の女性では、胎児の奇形などの原因にもなるので、ブラックソーンの摂取は避けることが望ましいです。(参考)
相互作用
現時点では、ブラックソーンとその他の薬剤との相互作用などは報告されていません。
投薬
ブラックソーンの適切な用量は、摂取する人の年齢や健康状態で変化します。 現時点では、ブラックソーンの適切な摂取量を決められるだけの十分な科学的なデータがありません。 また、ブラックソーンの様な自然の生薬が必ずしも安全であるとは限らないので、必ず使用時は用量を守りましょう。 そして、使用時には添付文書の用法用量を守り、可能であれば医療機関で薬剤師や医師に内服について相談しましょう。(参考)
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