サッサフラスとは?エビデンスをもとに効果や副作用を解説

alloeh編集部

最終更新日:2020/05/23

サッサフラス原材料解説

サッサフラスとは

サッサフラスは植物です。
根や樹皮は薬に使われます。

深刻な安全性の懸念があるにもかかわらず、サッサフラスは尿路障害、鼻や喉の腫れ、梅毒、気管支炎、高齢者の高血圧、痛風、関節炎、皮膚疾患、癌に使用されています。
また、強壮剤や「血液浄化剤」としても使われています。

皮膚障害や関節痛(関節リウマチ)、目の腫れ、捻挫、虫刺されや虫咬傷を治すためにサッサフラスを直接皮膚に塗る人もいます。
細菌やアタマジラミを殺すためにサッサフラス油を皮膚に塗ることもあります。

過去には、飲料やキャンディーをルートビア味にするためにサッサフラスが使われていました。
また、お茶にも使われていました。

しかし、サッサフラス茶には有毒なサフロールが多く含まれています。
2.5グラムのサッサフラスで作られたお茶1杯には、約200 mgのサフロールが含まれています。
つまり、体重1kgあたりに換算すると約3mgのサフロールに相当します。

これは、研究者が有毒だと考える用量の約4.5倍です。

そのため、1976年に米国食品医薬品局(FDA)はサッサフラスをサッサフラス茶として販売することを中止すると決定しました。

サッサフラスの作用機序

サッサフラスがどのように人に作用するのかを決定づける十分な情報はありません。

サッサフラスの根拠不十分な用途と効果

  • 尿路障害
  • 痛風
  • 関節炎
  • 皮膚疾患
  • 目の腫れ
  • 捻挫
  • 虫刺され、虫咬傷
  • 血液の浄化
  • その他の病態

これらの疾患に対してサッサフラスの効果を評価するには、より多くの研究が必要です。

サッサフラスの副作用と安全性

サッサフラスは、「サフロールフリー」の食品や飲料であれば安全なようです。

ただし、薬品としての扱う場合は危険です。
口に入れたり、肌に塗ったりしないでください。

サッサフラスの根、樹皮および油に含まれるサフロールは、がんの原因になったり、肝臓にダメージを与える可能性があります。

わずか5mLのサッサフラス油の摂取するだけで、成人が死亡する可能性があります。
薬で使用される「サフロールフリー」のサッサフラスでさえ、腫瘍と関連があります。
サッサフラスは発汗とほてりを引き起こす可能性があります。

多量に摂取すると、嘔吐、高血圧、幻覚などの重篤な副作用を引き起こす可能性があります。

肌に使用すると発疹を引き起こす可能性があります。

サッサフラスの特別な予防措置と警告

サッサフラスを薬用量摂取することは誰にとっても危険ですが、使ってはならない特別な理由がある人もいます。

妊娠と授乳

妊娠している場合は、サッサフラスを使用しないでください。サッサフラス油が流産を引き起こす可能性があると証明されています。

小児

サッサフラスは子供にとって危険です。数滴のサッサフラス油が致命的になるかもしれません。

手術

薬用量のサッサフラスは中枢神経系の働きを遅くする可能性があります。
これは、眠気や傾眠状態を引き起こしうるということです。

手術中や術後に麻酔薬や他の薬剤と併用すると中枢神経系の働きすぎてしまう可能性があります。

予定手術の少なくとも2週間前に、サッサフラスの使用を中止してください。

尿路系の病態

サッサフラスはこれらの病態を悪化させる可能性があります。

サッサフラスの飲み合わせに注意が必要

鎮静薬(CNS抑制薬)はサッサフラスと相互作用を起こします。

サッサフラスは眠気や傾眠状態を引き起こす可能性があります。

眠気を引き起こす薬を鎮静薬と呼びます。

鎮静剤とサッサフラスを併用すると、眠気が強くなりすぎる可能性があります。

鎮静薬とはクロナゼパム(Klonopin)、ロラぜパム(Ativan)、フェノバルビタール(Donnatal)、ゾルピデム(Ambien)などを指します。

サッサフラスの用量

サッサフラスの適切な用量は、年齢、健康状態などいくつかの要因に依存します。

現時点では、サッサフラスの適切な用量範囲を決定づける十分な科学的情報はありません。

天然由来のものが必ずしも安全であるとは限りません。
用量が重要な場合もあることを忘れないでください。

必ず製品ラベルの指示に従い、使用前にかかりつけの薬剤師、医師、医療専門家に相談してください。

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