ヒドロキシクエン酸とは?エビデンスをもとに効果や副作用を解説

alloeh編集部

最終更新日:2020/05/07

ヒドロキシクエン酸成分解説

概要

ヒドロキシクエン酸はガルシニアカンボジア、ガルシニアインディア、ガルシニアアトロビリディスという果物の皮に含まれる化学物質です(参考1, 参考2)。また、Hibiscus subdariffaやHibisucus rosa-sinensisといった植物の花の一部にも存在しています。ヒドロキシクエン酸は化学物質であるクエン酸に似ています。

ヒドロキシクエン酸は運動のパフォーマンスを上げたり減量を促進したりするために使われます(参考)。

どのように作用するのか?

ヒドロキシクエン酸は脂肪の貯蔵を抑制したり食欲を制御したりして減量を促進します。また、筋肉内に貯蔵されているエネルギーの使用を制限することで疲労を防ぎ、運動パフォーマンスを向上する可能性があります。

十分な証拠のない使い道

運動のパフォーマンス

ヒドロキシクエン酸(HCA)を最大5日間まで摂取すると、トレーニングされていない女性でも優れたアスリートでも運動を継続できる時間が延びる可能性があります。

減量

ヒドロキシクエン酸の減量に対する効果は不明です。いくつかの研究では8週間ヒドロキシクエン酸を摂取することで減量が促進されることを示しています。しかしながら、他の研究では2週間だけ摂取したのでは肥満の人々の脂肪の分解やエネルギーの消費を減らすことはないとしています。

副作用と安全性

ヒドロキシクエン酸はおそらく12週間以下の期間、口から摂取する分にはほとんどの人にとって安全です(参考)。ヒドロキシクエン酸は短期間の使用では吐き気、消化管の不快感、頭痛を起こす可能性があります(参考1,参考2)。長期間の使用による影響は不明です。

特別な予防措置と警告

妊娠中および授乳中

ヒドロキシクエン酸の妊娠中および授乳中の使用について十分な情報はありません(参考, 参考2, 参考3)。安全方向にとどまり使用を避けてください。

出血性疾患

ヒドロキシクエン酸が血液の凝固を遅くするという懸念があります(参考1,参考2)。これにより出血性疾患のある人の出血や打撲時のリスクが高まる可能性があります。

糖尿病

ヒドロキシクエン酸が血糖値を下げる可能性があります。血糖値の監視を綿密にしてください(参考,参考2)。従来の抗糖尿病薬の投与量を調整する必要がある可能性があります(参考)。

手術

ヒドロキシクエン酸は血糖値に影響を与え血液凝固を遅くする可能性があります(参考1,参考2)。これは手術中や手術後の血糖値や出血のコントロールを難しくします(参考)。手術の予定日の少なくとも2週間前にはヒドロキシクエン酸の摂取をやめてください。

相互作用

今のところヒドロキシクエン酸の相互作用に関する情報はありません。

用量

ヒドロキシクエン酸の適切な用量は年齢、健康状態などといったいくつかの要素に依存します。現在のところ、ヒドロキシクエン酸の適切な用量の範囲を決めるのに十分な科学的な情報はありません。自然から作られる製品は常に安全とは限らず用量が重要であることを常に頭に入れておいてください。製品のラベルにある関係する指示に従い、薬剤師や医者、医療提供者に使用する前に相談してください(参考1, 参考2)。

注意が必要な組み合わせ

トチノキとリチウムの相互作用

トチノキには利尿効果がある可能性があります。トチノキを摂取すると体がリチウムを取り除く能力が低減する可能性があります。これにより体内のリチウムが増加し、深刻な副作用が起こる可能性があります。もしリチウムを摂取している場合はトチノキ製品を摂取する前に医療提供者に相談してください。リチウムの用量を変更する必要があるかもしれません。

トチノキと糖尿病の薬(抗糖尿病薬)の相互作用

トチノキは血糖値を減らす可能性があります。糖尿病の薬もまた血糖値を下げます。トチノキと糖尿病の薬を両方服用すると、血糖値が下がりすぎる可能性があります。血糖値を注意深くモニターしてください。糖尿病薬の用量を変える必要があるかもしれません。糖尿病に使われる薬には、グリメピリド(製品名:Amaryl)、グリブリド(製品名:DiaBeta、Glynase PresTab、Micronase)、インスリン、ピオグリタゾン(製品名:Actos)、ロシグリタゾン(製品名:Avandia)、クロルプロパミド(製品名:Diabinese)、グリピジド(製品名:Glucotrol)、トルブタミド(製品名:Orinase)、その他が含まれます。

トチノキと血液の凝固を遅くする薬(抗凝血性/抗血小板物質薬)との相互作用

トチノキの実は血液凝固を遅くする可能性があります。トチノキの実を血液凝固を遅くする薬と一緒に摂取すると、打撲や出血の可能性を増やします。血液凝固を遅くする薬にはアスピリン、クロピドグレル(製品名:Plavix)、ジクロフェナク(製品名:Voltaren、Catafam、その他)、イブプロフェン(製品名:Advil、Motrin、その他)、ナプロキセン(製品名:Anaprox、Naprosyn、その他)、ダルテパリン(製品名:Fragmin)、エノキサパリン(製品名:Lovenox)、ヘパリン、ワルファリン(製品名:Coumadin)などが含まれます。

用量

以下の用量が科学的に研究されています: 口から 血液循環不全(慢性静脈不全):50ミリグラムの活性化されたエスチンが含まれる300ミリグラムのトチノキの実の抽出物を1日に2回

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